黙示録の七つの鉢/小瓶とは何ですか?
-
by admin
- 0
七つの鉢(または七つの瓶)の裁きは、患難時代の最後の裁きです。これらは世界がかつて経験したことのない最も厳しい裁きとなるでしょう。七つの鉢は『ヨハネの黙示録』第16章1節から21節に記されており、特に「神の怒りの七つの鉢」と呼ばれています(第1節)。反キリストの下で、人間の悪は頂点に達し、それに対して神の怒りが罪に対して下されます。七つの鉢の裁きは、第七のラッパによって呼び起こされます。
**第一の鉢**
第一の天使が第一の鉢を地に注ぐと、「獣の刻印を受け、その像を礼拝した者たちに、醜い悪性の腫れ物が生じた」(『ヨハネの黙示録』16:2)。この災いは反キリストに身を捧げた者たちを対象としており、患難時代の聖徒たちはこの腫れ物の影響を受けません。
**第二の鉢**
第二の鉢が海に注がれると、海の水は「死人の血のように」なり、「海の中のすべての生き物は死んだ」(16:3)。第二のラッパが鳴った時、すでに海の生物の三分の一が死んでいました(8:9)。そして今、残りの海の生物も滅び、海は死にました。
**第三の鉢**
第三の鉢が注がれると、川や淡水の泉も血に変わります(16:4-5)。水を司る天使は言います。「あなたは正しい方です。聖なる方、今も昔もおられる方。彼らは聖徒たちと預言者たちの血を流しました。そして、あなたは彼らに血を飲ませられました。彼らはそれに値する者です」(16:5-6)。天の祭壇は応えます。「そうです。全能の神、主よ。あなたの裁きは真実で正しいです」(16:7)。
**第四の鉢**
第四の天使が鉢を太陽に注ぐと、「太陽は人々を焼くことを許され、人々は激しい熱で焼かれた」(16:8-9)。しかし、地上の悪人たちは罪を悔い改めるどころか、「これらの災いを支配する神の名を呪い、悔い改めて神を崇めることを拒んだ」(16:9)。
**第五の鉢**
七つの鉢の第五の裁きによって、獣の王国は深い闇に包まれます。悪人たちの苦しみは激しくなり、人々は苦痛のあまり舌を噛みます(16:10-11)。それでも、反キリストの追随者たちは「自分たちの行いを悔い改めようとしなかった」(16:11)。
**第六の鉢**
第六の天使が裁きの鉢をユーフラテス川に注ぐと、その川は干上がり、東の王たちが自らの滅びに向かう準備が整います(16:12)。ヨハネは、サタン、反キリスト、偽預言者の口から出てくる「蛙のような姿をした三つの汚れた霊」を見ます(16:13)。これらの悪霊は奇跡を行い、地の王たちを欺き、主の日の最後の戦いへと集めます(16:14)。悪霊の影響下で、「王たちはヘブライ語でハルマゲドンと呼ばれる場所に集まった」(16:16)。
**第七の鉢**
第七の鉢が大気に注がれると、天から大きな声が響きます。「事は成就した!」(16:17)。第七の鉢の結果、稲妻が閃き、地上に起きたことのないほど激しい地震が起こります(16:18)。エルサレムは三つに裂け、世界の都市は崩壊します(16:19)。島々は洪水に飲まれ、山々は消え去ります(16:20)。巨大な雹が「百ポンドほどの重さで人々の上に降り注ぎ」(16:21)、裁きを受けた人々は「その雹の災害のゆえに神を呪った。その災害が非常に激しかったからである」(16:21)。
七つの鉢の裁きを司る天使の一人は、その後、ヨハネに大バビロンの運命を示します(17章)。神は「地上で殺された預言者たちと聖徒たち、またすべての者の血の報いを」(18:24)されます。世界はバビロンの滅びを嘆きますが(18章)、天は喜びます(19章)。そして、イエス・キリストが栄光をもって再臨し、ハルマゲドンで反キリストの軍勢を打ち破り(19:11-21)、地上に御国を立てられます(20:1-6)。
七つの鉢(または七つの瓶)̆…
七つの鉢(または七つの瓶)̆…